脳脊髄液の循環、役割

ナショナルジオグラフィックに載っていた記事です

脳の自浄システムが明らかに

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120817001&expand#title

脳脊髄液が脳内の栄養の供給、老廃物の除去にポンプ作用で効率的なメカニズムで脳内を巡っていることについてです

1950年代から60年代にかけて行われた実験から、脳脊髄液が脳内を循環するのは、拡散(食用色素をコップの水に入れると広がるといったような、受動的な伝播の仕組み)の働きによるものではないかと考えられてきた。 )

頭蓋骨を開けると、水力ポンプと同様に、この仕組みは止まってしまう。そのため、研究者は(こうした洗浄システムは)存在しないと判断した」と、ロチェスター大学医療センターの神経科学者で今回の研究を主導したマイケン・ネーデルガード(Maiken Nedergaard)氏は述べている。

このような研究から他の見地からも頭蓋骨に動きがありポンプ作用の役割を担っていることが証明されることも考えられます

クラニオセイクラルセラピーのジョン アプレジャー博士はすでに、同様の仮説と実験の結果さらなるシステム機能について論文に発表しています (自著クラニオセイクラルセラピー1でも読めますが)

70年代から80年代のことです

この記事ではそのポンプがどのような、何によって、脳脊髄液を循環させているのかには触れてませんが

クラニオセイクラルセラピーの主張は頭部全体、又 体全体でその循環を微細な動きで循環させています

この記事でも研究からアルツハイマーとの関連に役立つと締めくくっていますが

効率よいシステムの元循環しているのであれば、その動かす元、が脳内もしくは体内に存在しておりそれが頭蓋骨の動きと関連していることが認識されたら

マニュアルセラピー(整体やクラニオセイクラルセラピーなどの手技)が脳脊髄液の循環障害を改善でき

アルツハイマーのみに限らず、脳脊髄液の循環不調に起因する障害に対応できる部分がありうることが評価されると思います

掲載元『Science Translational Medicine』誌8月15日版

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