寝ている時の寝返り
これには自己調整があり 体を整えます
日々 ご自身の体が自己整体をしています
毎日の動きや癖、疲れなどを無意識でゴロゴロと寝返りをうつ事で歪みを整えている
あくびやしゃっくり 咳、 喘息時の発作などなども同じ すべて自己調整
幼児は朝起きた時 とんでもない方向に頭が向いていたり 布団からはるか遠くにはみでていたり
そんな経験はほとんどの方がしているかとおもいます 生命力に溢れている
反対に年を重ねていくと
寝ている時の寝返りや動きがでなくなる できなくなるといったほうが正しいです
寝起きの爽快感も回復力も調整力も それに比例して落ちる しなやかな体で柔らかい体なければ寝
返りはできない
野口整体の活元運動などもつきつめるとそういう体を出そうとするものだと思う
操体法の原理も寝返りに通じます
以前 ドキュメンタリーで野鳥の卵を人工的にふ化する試みを追ったものがありました
研究班が考えついたのがまず温度 親鳥が定期的に暖める温度を再現しその温度で試す
が ふ化しない 次に親鳥が定期的に暖める間隔も再現 これでもふ化しない
最後に親鳥が暖めながら卵を足でころころ動かして位置を変えていることに着目し 再現したら
ふ化に成功した といったものです
説明では温度をまんべんなく伝えたからふ化に成功とのことでしたが
それよりも回転にこそ意味があるのではないかとおもいます
寝返りの自己調整でも回転することで生命力を保つ 考えてみると惑星の回転なども同じ原理のよう
にもみえてきます
整体をしているとつくずく生命を小宇宙と言うことばを体感させられる
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