何年か前から流行っているベビーマッサージについて
赤子はストレスにさらされているからマッサージで気持ちよくしてというふれですが
母親や父親からマッサージをしてもらう たしかに気持ちいいかもしれません
身理面からみていくといまひとつ
本来 赤子のストレスは基本的に自分で処理することが大前提 泣くことだったり ぐずついたり
要求については主に母親との日常のやりとりで解消していく
抱っこしてもらうとか背中をぽんぽんしてもらうとか
あえてベビーマッサージのようなする人 される人という分け隔ての関係性で時間を共有すると
不具合が起こりがち
あたかも不足している体の状況を筋力トレーニングでカバーし その回路でしか体を使えなく
結果 その筋肉の局部的な運動しかできなくなるように
何週間か前 道ばたに座り込んで泣きわめいて母親に注意を引こうとしていた子供を見て
新鮮な感じと久しぶりに見たなという思いになりました
近頃 地べたに座り込んで大泣きするようなこがすっかりみなくなったのもこんな要求をする手前で
先に親や環境がこちらの都合で満たしているからだと思います
子供のわがままや要求は自分というものの原型 大切にしたいもの
NHKの子供向け番組のピタゴラスイッチ 何回かチャンネルを変える時に見ました
番組の一つのコーナーで素人の子供とそのおじいちゃんが出演し、子供がリモコンをもって おじい
ちゃんがそれに沿って言葉やしぐさをするというのを見た時 正直 情けなく思いました
する される ではなく 飯を食う 抱っこする 体を動かす 同じ生活のなかで先人である親や周
りの人間が上手に誘導して子供の個性を引き出す
それが先に生まれたものの役割のように思います
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