先日から 脳性麻痺の子供さんが来られ
状態の緩和、機能向上の可能性としてクラニオセイクラルセラピーのセッションを受けています
脳性麻痺などの脳の機能障害とクラニオセイクラルセラピー
の海外の参照文献をのせておきます
以下の二つのサイトは海外の非営利の脳性麻痺のコミュニティーや普及活動、教育サポートを目的とするサイトですが
その中でクラニオセイクラルセラピーが緩和や改善の選択肢として紹介されています
当院でもこれらのサイトで説明されているようなセッションの手順で、ごく軽いタッチでセッションを行っています
こちらでのセッションの時に実際に触れる圧は100円玉を指にのせた重みより少ないです
脳性麻痺のケースでは出産前から、また出産時のなんらかのトラブルで起こる事も多く
外からの影響を受けやすい新生児もみること 脳、頭部へのダメージがある状態ですので通常のクラニオセイクラルセラピーの紹介である5グラムタッチよりも軽い圧になります
お母さんが抱っこして頭や頚をかかえている状態より軽いタッチとなります
(クラニオセイクラルセラピーの様々な症状での臨床件数が多い海外でも事故報告などは聞く事はありませ ん) それほどただただ触れているだけのようなセッションとなります
1 http://www.cerebralpalsysource.com/Treatment_and_Therapy/craniosacral-therapy/index.html
2 http://www.daniellesfoundation.org/information-center/treatments-and-therapies/craniosacral-therapy/
1のサイトではクラニオセイクラルセラピーの説明と共に
『クラニオセイクラルセラピーの効果の長期間の臨床研究はされていないが多くの患者さんがいくつかある既存の脳性麻痺のトリートメントにこの先クラニオセイクラルセラピーが中心的トリートメントの一つとして加わることへの期待と評価をしていると述べている』と紹介しています
この意見は実際多くの恩恵を受けているとご家族、本人が感じているからだと思います
個人的な意見も同じです
体温、呼吸の変化 神経、筋肉の発達 生体プロセスの停滞の解放 知性、情緒の発達
与えられた生を今以上に活かす媒介になっていると思います
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