今日の神戸新聞の医療時事欄の特集で顎関節症について載っていました
神戸院の向かいにある神戸大学付属病院の口腔外科の助教授のかたのインタビューと
40代発症の例の方の治療ストーリーで構成されていましたが
この方は親知らずの抜歯後に顎の痛みがでて歯医者さんを転々として顎関節症に力を入れた歯医者さんに通いはじめて軽減したとのことでした
この治療した歯医者さんの顎関節症の見解ものっています
インタビューでは顎関節症の原因として
噛み合わせのせいという考えから奥歯の上の歯と下の歯が必要異常に接していて余計な緊張を筋肉に伝えていることTCH(tooth contact habit)がメカニズムとしてあるという考えがここ10年主流になっているということ
その助教授の方は有効性を認めているが補正器具(スプリント)は実は医学的には有効か証明されていないこと
を言っていました
あらゆる治療法は必ずの保証をするものでないから、もし顎関節治療で納得できないものなどあったら
その旨を伝え他の選択肢も考える
ご自身で納得し選択するスタンスが大切です
抜く 削るは後悔しても元にもどせません
以前にもブログで書いたのですが抜歯など歯科治療の後から顎の不具合が出るケースは以外なほど多いです
何で発症例として抜歯後というケースをのせて抜歯が噛み合わせのバランスと関連していることに触れないのかわかりませんが
噛み合わせを見る歯科でも親知らずなどは不必要と考えまず抜くことを奨められます
この記事の二つの構成を統合するような見解をしないかぎり顎関節症の今以上にベターなメカニズムの考えは見えてこないように思います
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