ブログで側湾症の症例写真をいくつか載せていますが
当院での側湾症の方の施術前、後の症例比較は前屈をしてみていきます
単純な前屈での比較ですが整形外科などでもこの検査法は使われているようで
adams forward bend test (アダムズ フォワード ベンド テスト)という正式名称があるようです
この検査方法は一番シンプルでかなりしっかりと側湾の状態を見て取れます
裸の背中で比較するところも見受けますが
立位での背中を比較すると肩がそろっているのに背骨だけが曲がっているケースもあり
一般の方だとわかりずらかったりします
整形外科などでは
この前屈検査と共に
モアレ写真 レントゲン(X線)などでより正確に診断されるのですが
前屈しての背中の左右の高低差をみていくとその方の背骨、肋骨、首 骨盤の位置関係が
おおまかに見て取れる為、側湾の傾向があるか、わかります
側湾症の方の特徴として肋骨が横から見て薄いどちらかといえば華奢なイメージの方が
多くこれは現代の日本人の体系の特徴でもあるように
側湾傾向で学校の健康診断でひっかかる子は世代世代、増えていくように思います
この検査は簡単にできて触診などで背骨の位置がわからずとも見てとれますので
学校の健康診断検査などでひっかかったりしていたら
まめに見ておくこともいいかと思います
こちらに図解で説明があります
http://www.joa.or.jp/jp/public/sick/condition/infants_scoliosis.html
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