「後ろから見ると、なんだか背中が曲がっている気がする」「制服のスカートがいつも同じ方向に回ってしまう」「学校の検診で チェックがついていた」。夏休みに入り、お子さまと過ごす時間が増えると、ふだんは気づかなかった体の左右差が目に入ることがあります。京都の夏は盆地特有の蒸し暑さで、子どもも大人も体を動かす気力が落ちがちですが、その分だけ姿勢のクセが表に出やすい時期でもあります。
側弯症や姿勢のゆがみは、「気づいたけれど、どうしたらいいか分からない」まま時間が過ぎてしまうことの多いお悩みです。成長のスピードが速い時期だからこそ、まずは今の状態を知るところから始めていただければと思います。
■なぜ成長期に背骨のゆがみが目立ちやすいのか
背骨は、大人が思っている以上にやわらかく、まわりの筋肉や呼吸の動きに支えられながら形を保っています。成長期は骨が伸びるスピードに筋肉の発達が追いつきにくく、そのバランスの差が姿勢として表れやすいと考えられています。とくに小学校高学年から中学生にかけては、身長が一気に伸びる時期と重なります。
そこに、片側だけで荷物を持つ、いつも同じ足を組む、長時間うつむいてタブレットを見る、といった日常のクセが重なります。ひとつひとつは小さな習慣ですが、成長期の体はその積み重ねを素直に反映します。夏休みは生活リズムが変わり、ソファでの長時間の姿勢やゲームの時間が増えやすいため、姿勢のクセがさらに定着しやすい時期とも言えます。
もうひとつ見落とされやすいのが、呼吸です。背骨と肋骨は呼吸のたびに一緒に動いていますが、緊張が続くと呼吸が浅くなり、胸まわりの動きが小さくなります。すると背骨のしなやかさも失われやすく、左右差が残りやすい状態になると考えられています。
■ご家庭でできる姿勢のチェックと、見るときのポイント
ご家庭でも、簡単な確認はできます。お子さまに薄着になってもらい、後ろに立って両肩の高さを見比べてみてください。次に、ウエストのくびれの深さが左右で違わないか、肩甲骨の出っ張りに差がないかを見ます。さらに、両手を合わせてゆっくり前屈してもらい、背中の高さが左右で違って見えないかを確認します。
ただし、ここで大切なのは「差があるかどうか」を判定することではありません。左右差はどんな体にも多少はあるものですし、ご家庭での観察だけで何かを決めつける必要はありません。もし気になる点があれば、まずは医療機関での検査を受けていただき、そのうえで日常の姿勢や体の使い方をどう整えていくかを一緒に考えていく、という順序が安心です。
また、お子さま本人の前で「曲がっている」と繰り返し口にすることは、なるべく避けていただければと思います。姿勢を気にしすぎて体を固めてしまうと、かえって動きが硬くなることがあります。「ちょっと体をゆるめてみようか」くらいの声かけのほうが、体は素直に反応してくれます。
■呼吸整体が成長期の体にアプローチする考え方
当院で行っているのは、ボキボキと音を鳴らす矯正ではなく、野口整体とクラニオ(頭蓋へのやさしい調整)をベースにした呼吸整体です。背骨を無理に押し戻すのではなく、呼吸に合わせて体が本来持っているゆるむ力を引き出し、緊張の強いところがやわらぐようサポートしていきます。
成長期のお子さまの体は、まだやわらかく変化しやすい状態です。だからこそ、強い力で外から形を変えるより、体がラクな方向を思い出せるようにそっと促すほうが、負担が少ないと考えています。施術中に眠ってしまうお子さまも珍しくありません。痛みや恐怖心のない施術ですので、整体がはじめてのお子さまでも受けていただけます。
背骨だけを見るのではなく、骨盤・肋骨・頭まわり、そして呼吸の深さまで含めて全身のつながりから整えていくのが当院の考え方です。成長期の側弯症・姿勢へのアプローチについては「側弯症のページ(https://www.ease-garden.com/sokuwan.html)」でも詳しくご紹介していますので、あわせてご覧いただければと思います。
■夏休みのうちに整えておきたい、おうちでの過ごし方
施術と同じくらい大切なのが、日々の過ごし方です。難しいことは必要ありません。まず、勉強やタブレットの時間は30分ごとに一度立ち上がり、大きく伸びをするだけでも胸まわりの動きが変わります。
寝る前には、仰向けに寝て両手をお腹に置き、ゆっくり息を吐く時間を1〜2分とってみてください。吐くことを意識するだけで、背中や肋骨の緊張がゆるみやすくなります。親御さんが横で一緒に呼吸をすると、お子さまも自然と深い呼吸に引き込まれていきます。
そして、外遊びやスポーツで体をいろいろな方向に動かす時間を、少しでも確保できると理想的です。同じ動きばかりを繰り返す競技をしているお子さまの場合は、その反対方向の動きを遊びの中に取り入れるだけでもバランスが変わってきます。
■よくある質問
Q. 病院で経過観察と言われています。整体を受けても大丈夫でしょうか。
A. はい、医療機関での方針を優先していただいたうえで、日常の姿勢や体の緊張を整えるサポートとしてご利用いただいている方が多くいらっしゃいます。当院は医療行為を行う場所ではありませんので、検査や診断は必ず医療機関でお受けください。装具をお使いの場合も、その内容をお聞かせいただければ、負担の少ない形でご提案いたします。
Q. どのくらいのペースで通えばよいですか。回数券や強引な勧誘はありませんか。
A. お体の状態や成長のスピードによって変わりますので、初回に今の状態をお伝えしたうえで、ご家庭のご都合に合わせた目安をご相談させていただきます。回数券の販売や、次回予約を強くおすすめするようなことはいたしません。続けるかどうかは、お子さまの様子を見ながら決めていただければ大丈夫です。
■気になったときが、はじめどきです
「もう少し様子を見てから」と思っているうちに、成長期はあっという間に過ぎていきます。時間に余裕のある夏休みは、お子さまの体とゆっくり向き合える貴重なタイミングです。診断がついている方も、まだ気になっているだけの方も、どうぞお気軽にご相談ください。京都市中京区の京都院、芦屋市西山町の芦屋院ともに、お子さまの整体を承っております。
☎ 075-221-7704(受付9:00〜21:00/火曜定休)
ご予約・ご相談はこちら → https://www.ease-garden.com/#yoyaku
LINEでのご予約も承っています。










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